本家☆にょじやまラーメン(音楽味)

ビートルズを中心に、音楽素人のディスクレビューです。

Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey!

この曲のオリジナルは、1952年にリリースされたリトル・ウィリー・リトルフィールドのバージョンです。リトルフィールドのバージョンは淫靡な雰囲気が漂っており、ビートルズがデビュー前にレパートリーにしていた「Young Blood」のオリジナル・バージョンを…

Mr. Moonlight

オリジナルはDr. Feelgood & The Internsが発表したシングル「Dr. Feelgood」のB面曲です(ややこしい)。このアルバムに収録されたカバー曲は、基本的にメンバーのアイドルの楽曲が選ばれているのですが、唯一この曲は非常に渋い選曲となっています。ジョ…

I'll Follow The Sun

ポールが10代の頃に書いた曲だそうで、クオリーメン時代と思われる音源をYouTubeで聴くことができます。その音源については歌いまわしとか少々古臭い感じでしたが、このアルバム用にレコーディングするにあたり少しばかり手直ししたと思われます。Aメロの斬…

Rock And Roll Music

ビートルズが多大な影響を受けた、チャック・ベリーのカバーです。オリジナルは1957年に発表されて、ビルボードHOT100の8位まで上がっています。ビートルズの日本公演のオープニング曲として演奏されたことから、リアルタイムで聴いていた世代の方には思い入…

追憶の「レット・イット・ビー」と「ドント・レット・ミー・ダウン」

3月13日の夜、TRICERATOPSの和田唱のツイートで松村雄策氏が亡くなったことを知りました。生前、和田唱と面識があったことにも驚きましたが、自分の音楽生活に多大な影響を与えた松村氏の死はとてもショックでした。数年前に脳梗塞で倒れたことは知っていま…

『ザ・ビートルズ:Get Back ルーフトップコンサート』

「Get Back」は結局3回観て、きりがないのでディズニープラスを解約したのですが、ルーフトップコンサートを劇場で観れるというナイスな企画、これを見逃すと一生後悔すると思い、本日行って参りました。蔓延防止なんちゃらの最中にもかかわらず、場内はほぼ…

Baby's In Black

アルバム『A Hard Day's Night』が発売されてから約一か月後、1964年8月11日に次のアルバムのためのレコーディングが開始され、最初に録音されたのがこの曲でした。この曲のモチーフになっているのが、アルバム『With The Beatles』のアルバムジャケットでお…

I'm A Loser

レコーディングは1964年8月14日に行われ、8テイクでその日のうちに終了しています。YouTubeでこの曲の初期テイクを聴くことができますが、イントロとエンディングが違うくらいで、楽曲の構成はほぼ完成版と同じような感じになっています。作曲者のジョンが事…

No Reply

アルバムのオープニングにしては渋すぎる曲で、前の3枚のアルバムとは明らかに雰囲気が異なります。愁いを帯びたメロディラインはこれまでの作品にはないもので、ビートルズが次のステップに向けて走り始めたことが伝わってきます。レコーディングは1964年9…

『ザ・ビートルズ:Get Back』

劇場上映予定だったのがネット配信に変わった時は落胆しましたが、完成品を見て「ネット配信で大正解」と180度評価を変えてしまいました(爆)。3部作で約8時間の大ボリュームも、ネット配信でなければ実現できなかったでしょう。余計な演出を一切いれなかっ…

『Beatles For Sale』

名盤揃いのビートルズのアルバムの中にあっては地味な印象は拭えませんが、アルバム『A Hard Day's Night』で完成した初期ビートルズ・サウンドから新たな一歩を踏み出した、ビートルズ史において重要な作品であることは疑いの余地はありません。シングル曲…

She's A Woman

中学生レベルの英語力しかない自分にとっては、不思議でしかたがないタイトルなんですが(苦笑)、ネイティブの人は何の疑問もなしに受け入れることができるタイトルなんでしょうかっ(汗)。直訳すると「彼女は女性」って言うのは、よく出来た女性のことを…

I Feel Fine

ビートルズの8枚目のシングルで1964年12月に発売されました。レコーディングは1964年10月18日に行われ、9テイクで完成しています。冒頭のフィードバックについて、赤盤のライナーノーツだったかに(違ったかも)、「電気系統のトラブルがそのまま収録された…

I'll Be Back

過去のアルバム2枚はハードな曲をラストに収録していましたが、今作では一転してアコースティックな曲をラストに収録しました。ジョンがこの曲について、デル・シャノンの曲のコード進行を参考にしたと発言しており、具体的な曲目は挙げていませんが、「Runa…

You Can't Do That

この曲についてのジョンのコメントで、シングルA面を目論んで作ったものの「Can't Buy Me Love」が良すぎてB面に追いやられた的なものを読んだことあるのですが、この曲の方が録音は後なのでジョンのコメントには違和感を感じます。想像力(と言うか妄想力)…

When I Get Home

ジョン曰く「ウィルソン・ピケット」を意識して作った曲だそうで、ビートルズ時代にジョンが作った曲の中では最もパワフルなヴォーカルが聴ける曲かもしれません。個人的な評価としては、この頃のジョンのマテリアルを繋ぎ合わせたものの、その繋ぎ目の粗さ…

Things We Said Today

レコードではB面の3曲目に収録されており、映画『A Hard Day's Night』には使用されていない曲です。にもかかわらず、シングル「A Hard Day's Night」のB面曲としてリリースされています。当時のコンサートのセッティングリストにも入っていることから、この…

I'll Cry Instead

映画『A Hard Day's Night』用にジョンが書き上げた曲ってことなんですが、映画のオープニングシーンに使うためって説と、「Can't Buy Me Love」のシーンに使うためって説を見たことがあります。どっちが真相なのかは分かりませんが、いずれのシーンも超強力…

Anytime At All

アルバム『A Hard Day's Night』のレコーディングは、映画の撮影が始まる直前の1964年3月1日で一旦終了し、4月16日にタイトル曲「A Hard Day's Night」がレコーディングされたのを挟み、6月1日と2日で「You Can't Do That」を除くB面曲が一機にレコーディン…

Can't Buy Me Love

アルバム『A Hard Day's Night』のA面ラストは、既発表のシングル曲「Can't Buy Me Love」です。アメリカでは1964年3月16日に発売されており、イギリスの方はそれより遅い1964年3月20日に発売されています。アメリカの方が先行してリリースされるなんて半年…

Tell Me Why

初期のビートルズは、特にコーラスやハーモニーにおいて、アメリカのガールズポップの影響を多大に受けていました。その割には、そういったテイストのオリジナル曲ってのが意外とありませんでした。「Tell Me Why」は映画『A Hard Day's Night』収録曲にアッ…

And I Love Her

アルバム5曲目にして、ポールのヴォーカル曲が初登場です。ただし「A Hard Day's Night」や「If I Fell」でポールの見せ場があるので、初登場感はそれほどありませんが。「If I Fell」「I'm Happy Just To Dance With You」に続いて、映画ではリハーサルのシ…

I'm Happy Just To Dance With You

レコーディングは1964年3月1日に行われたのですが、これは彼らにとって初の日曜日のレコーディングとなりました。翌日3月2日から始まる映画『A Hard Day's Night』の撮影に、何とか間に合わす為の処置だったと思います。最初に「I'm Happy Just To Dance Wit…

If I Fell

映画の中では、テレビ局のスタッフに自分のドラムセットを触られ機嫌を損ねたリンゴのため、なだめるようにジョンが歌いだしてリンゴの機嫌が直る、何ともイカしたシーンに使われています。ところで、このシーンの演奏は「I Should Have Known Better」のス…

I Should Have Known Better

映画と同様、アルバムでも2番目に登場するポップな楽曲です。彼らのルーツであるR&Bやモータウンのガールズポップ臭が希薄で、フォークソングっぽくも感じます。フォークソングといってもトラディショナルなやつではなく、日本のフォークソング風なんですが…

A Hard Day's Night

7枚目のシングル曲、かつ同名の映画のタイトル曲でもあります。リンゴの独り言が映画のタイトルに採用され、ビートルズはタイトルだけ決まっている曲を作るという課題を突き付けられますが、ジョンがその課題をクリアしました。レコーディングはアルバムのA…

McCartney III

アルバムタイトルを見ると「McCartney」や「McCartneyII」との類似性を求めたくなりますが、ビートルズやウイングスの解散前後に制作したこれらのアルバムとは、似ているのはタイトルだけで全くの別物だと思います。ウイングス解散以降バンド名義で活動をし…

『A Hard Day's Night』その2

社会現象とでも言うべきイギリスでの大成功を追い風に、ビートルズの次なる目標は自ずとアメリカ市場に向けられました。ビートルズ以前のイギリスのビッグスター達が挑んだものの、悉く跳ね返された高い壁です。1964年2月1日に「I Want To Hold Your Hand」…

『A Hard Day's Night』その1

ビートルズの3枚目のアルバムにして、全曲が彼らのオリジナルで占められた初のアルバム、かつ全曲レノン&マッカートニー作で占められた唯一のアルバムでもあります。このアルバムの楽曲構成がそのようになったのは、今作が彼らの初主演映画のサウンドトラッ…

Matchbox

カール・パーキンスが1957年にリリースした曲のカバーです。カール・パーキンスはビートルズのメンバー4人に多大な影響を与えたミュージシャンで、この曲の他にも「Honey Don't」と「Everybody's Trying To Be My Baby」をカバーして発表しています。また、…