THE BEATLES:Please Please Me
この曲を最初にレコーディングしたのはトップ・ノーツという男性ヴォーカルグループでした。
1963年2月11日のレコーディングでは午前のセッションの一番最初に演奏されました。10テイク目がOKテイクで、午後のセッションでハーモニカをオーバーダビングして完成しました。
1963年2月11日のレコーディングの、午後からのセッションの1曲目に演奏されています。この日のレコーディングは、前半にオリジナル曲、後半にカバー曲が集められているのですが、この曲は前から3番目と随分と早くに演奏されています。
この曲に対するジョンのコメントで「ジョージにくれてやった」的なニュアンスのものを見たことがあり、ジョン的にあまり満足できる楽曲に仕上がらなかったのかもしれませんが、前述のコメントに反してなかなか聴きどころの多い楽曲だと思っています。
LPレコードではB面の3曲目に収録されました。先日紹介した「Boys」と同じく、オリジナルはThe Shirellesが発表しました。
オリジナルは、女性4人組のヴォーカル・グループであるThe Shirellesが「Will You Love Me Tomorrow」のB面曲として1961年に発表しました。
オリジナルは、女性3人組のヴォーカル・グループであるThe Cookiesが1962年10月に発表したシングル曲。
オリジナルはアーサー・アレクサンダーが、1962年9月にシングルとしてリリースして、アメリカのチャート(何のチャート誌かは不明)で最高位が68位と、大したヒットにはなりませんでした。
1963年2月11日のレコーディングは、10時から13時、14時半から18時、19時半から22時45分の3部構成だったのですが、「Misery」は2部の最後にレコーディングされています。
アルバムのオープニングナンバーに打ってつけの曲ではないでしょうか。何と言っても冒頭のポールのカウントが素晴らしいですよね。このカウントがこの曲のノリを作ったと言っても過言ではないでしょう。注目すべきは、カウント「4!」の裏からなだれ込むよ…
シングル「Please Please Me」が大ヒットしたことで、「ここが稼ぎ時」とばかりに急遽アルバムの制作がスケジュール化されて、既発売のシングル曲を除いた10曲が、たった1日でレコーディングされたことはファンであれば周知の事実であるかと思います。厳密に…
6月のEMIオーデションで演奏された曲ですが、9月のデビューシングル録音時には演奏されていないことから、当初はポール中心で売り出そうとしていた大人の事情が見え隠れします。勝手に妄想してるだけなので、本当のところは分かりませんが(笑)。
「Love Me Do」がそこそこのヒットを記録したことで、ジョージ・マーティンの要請により間髪入れずにセカンド・シングルをリリースすることが決まり、ビートルズのメンバーが次のシングルとして用意したのが、9月のレコーディングではボツになった「Please P…
「Love Me Do」と同じく6月のEMIのオーディションでも演奏されていますが、残念ながらその時のテイクはYouTubeで見つけることができませんでした。
言わずと知れた、記念すべきビートルズのデビューシングル。イギリスで17位と、デビューシングルとしては絶妙なチャートアクションで、そこまで計算してエプスタインが買い占めたのであれば大したもんです(笑)。