本家☆にょじやまラーメン(音楽味)

ビートルズを中心に、音楽素人のディスクレビューです。

Revolver Special Edition

今年は『Get Back』のメディア版が発売されたので、まさかスペシャル・エディションが年内に発売されるとは思いもしませんでした。『Revolver』はビートルズの全作品の中でも特に好きな作品の1つなので、スペシャル・エディションの発売は狂喜乱舞したいのですが、これまでのスペシャル・エディションと較べてあまりにもの値上がりぶりに、未だにモヤモヤした気持ちが残っています。

1回聴いての感想です。ステレオ・デミックスは、オリジナルの雰囲気を損ねないよう配慮されているので、聴き慣れたサウンドからあまり変化は感じませんでしたが、所々で馴染みのない音が聞えました。今のところ評価は保留です。一方、EP盤の「Paperback Writer」と「Rain」のステレオ・デミックスは素晴らしいと思います。アウトテイク集の2枚は、これまでのスペシャル・エディションと較べて収録時間が短めで、初期の作品に遡るほどこの傾向は強まるんだろうなと思います。「Yellow Submarine」のデモテイクと「Here There And Everywhere」が、今まで知らんかった事実が分かって強く印象に残ってます。オリジナル・モノミックス盤については、そもそもオリジナルの音が悪いと思っているので、オリジナルよりリマスターした音が聞きたかった。元の音源が悪いのであれば、リマスターしても効果ないかもしれませんが。

今後もスペシャル・エディションが発売されるたびに買うんだろうけど、価格はもう少し安くして欲しいなぁ。ポスター要らんので、その分だけでも安くしてくれ。