本家☆にょじやまラーメン(音楽味)

ビートルズを中心に、音楽素人のディスクレビューです。

I'm A Loser

レコーディングは1964年8月14日に行われ、8テイクでその日のうちに終了しています。YouTubeでこの曲の初期テイクを聴くことができますが、イントロとエンディングが違うくらいで、楽曲の構成はほぼ完成版と同じような感じになっています。作曲者のジョンが事前にしっかりと作りこんできたから、アレコレいじる必要がなかったのでしょう。

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アルバムのオープニングにしては渋すぎる曲で、前の3枚のアルバムとは明らかに雰囲気が異なります。愁いを帯びたメロディラインはこれまでの作品にはないもので、ビートルズが次のステップに向けて走り始めたことが伝わってきます。レコーディングは1964年9月30日に行われ、その日のうちに8テイクで完成しています。

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『ザ・ビートルズ:Get Back』

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劇場上映予定だったのがネット配信に変わった時は落胆しましたが、完成品を見て「ネット配信で大正解」と180度評価を変えてしまいました(爆)。3部作で約8時間の大ボリュームも、ネット配信でなければ実現できなかったでしょう。余計な演出を一切いれなかったのは、監督ピーター・ジャクソンの最大の功績で、おかげ全くストレスなく作品を楽しむことができました。

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『Beatles For Sale』

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名盤揃いのビートルズのアルバムの中にあっては地味な印象は拭えませんが、アルバム『A Hard Day's Night』で完成した初期ビートルズサウンドから新たな一歩を踏み出した、ビートルズ史において重要な作品であることは疑いの余地はありません。シングル曲が収録されていないことと、全曲オリジナルでない点がこのアルバムの印象を悪くしている気がします。とは言え、アルバム『A Hard Day's Night』から半年の間に、シングル合わせて10曲もオリジナルを作った彼らに対し、我々はリスペクトが圧倒的に不足しているのではないでしょうか(苦笑)。

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She's A Woman

中学生レベルの英語力しかない自分にとっては、不思議でしかたがないタイトルなんですが(苦笑)、ネイティブの人は何の疑問もなしに受け入れることができるタイトルなんでしょうかっ(汗)。直訳すると「彼女は女性」って言うのは、よく出来た女性のことをこう言うんかなって勝手に解釈しておりますが、果たしてそれで合っているんでしょうか(苦笑)。

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I Feel Fine

ビートルズの8枚目のシングルで1964年12月に発売されました。レコーディングは1964年10月18日に行われ、9テイクで完成しています。冒頭のフィードバックについて、赤盤のライナーノーツだったかに(違ったかも)、「電気系統のトラブルがそのまま収録された」的なことが書かれていたのを見た記憶がありますが、そんなはずはありません(苦笑)。第1テイクからこの音は収録されているのと、ベースも同時に音が鳴っていることから明らかなように、ビートルズは意図的にフィードバックを生み出して曲の一部として収録しています。ただし、あの独特のサウンドはJ-160EとVOXのアンプとの組み合わせでないと再現できないらしいのですが、どちらも所持していないのでその辺はよく分かりません。

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I'll Be Back

過去のアルバム2枚はハードな曲をラストに収録していましたが、今作では一転してアコースティックな曲をラストに収録しました。ジョンがこの曲について、デル・シャノンの曲のコード進行を参考にしたと発言しており、具体的な曲目は挙げていませんが、「Runaway」を指しているとされています。「Runaway」のコード進行でジョンが参考にしたのは、マイナー→メジャーの転調ではないかと思われます。「I'll Be Back」ではイントロ→Aメロの流れでさっそく転調が使われているのですが、「Runaway」とは逆にメジャー→マイナーへの転調です。ジョンによると、ポールもデル・シャノンの曲のコード進行を参考に作曲したとの事で、恐らくそれは「Things We Said Today」を指しているのではないかと思います。

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