THE BEATLES:Beatles For Sale
先日このブログの更新履歴を確認したら、『Beatles For Sale』のレビューにこの曲が抜けていることに気付きました(汗)。一応レビューは書き終わっていて、後はアップするだけだったのですが、うっかり「I Don't Want To Spoil The Party」のレビューをアッ…
今までカール・パーキンスのオリジナル曲だと思っていたのですが、作曲したのはレックス・グリフィンと言われています。「レックス・グリフィンって誰?」なのに加え、自分が知ってる「Everybody's Trying to Be My Baby」とは全然違います。ビートルズがカ…
アルバム中、最もレコーディングが難航した曲です。1964年9月29日にレコーディングしたものの翌30日にリメイクされて、10月26日に再度リメイクされてようやく完成しました。10月26日は『Beatles For Sale』のレコーディング最終日で、その日の最後にレコーデ…
アルバム『Beatles For Sale』を語る時、常套句のようにカントリーミュージックからの影響が登場しますが、アルバムに収録されたオリジナル曲にその影響を強く感じさせる曲はそんなに多くありません。このアルバムのレコーディングでジョージがメインで使用…
ビートルズに多大な影響を与えた(このアルバム収録曲、こればっかりw)カール・パーキンスの曲のカバーです。オリジナルは「Blue Suede Shoes」のB面としてリリースされたのですが、A面と同系統の曲をカップリングすることに誰も反対しなかったのか不思議…
ビートルズに多大な影響を与えたバディ・ホリーの楽曲で、ビートルズはデビュー前からビートルズ解散後も彼の楽曲を数多く演奏しました。しかしながら、ビートルズ時代にレコーディングして正式にリリースしたのはこの曲だけでした。バディ・ホリーがこの曲…
レコードでは、この曲からB面になります。シングルカットを念頭に、ポール主導で作り上げた楽曲です。結局シングルの座は「I Feel Fine」に譲ることになりましたが、アメリカではシングルカットされてビルボード誌のチャートで1位を獲得しました。ポールの20…
この曲のオリジナルは、1952年にリリースされたリトル・ウィリー・リトルフィールドのバージョンです。リトルフィールドのバージョンは淫靡な雰囲気が漂っており、ビートルズがデビュー前にレパートリーにしていた「Young Blood」のオリジナル・バージョンを…
オリジナルはDr. Feelgood & The Internsが発表したシングル「Dr. Feelgood」のB面曲です(ややこしい)。このアルバムに収録されたカバー曲は、基本的にメンバーのアイドルの楽曲が選ばれているのですが、唯一この曲は非常に渋い選曲となっています。ジョ…
ポールが10代の頃に書いた曲だそうで、クオリーメン時代と思われる音源をYouTubeで聴くことができます。その音源については歌いまわしとか少々古臭い感じでしたが、このアルバム用にレコーディングするにあたり少しばかり手直ししたと思われます。Aメロの斬…
ビートルズが多大な影響を受けた、チャック・ベリーのカバーです。オリジナルは1957年に発表されて、ビルボードHOT100の8位まで上がっています。ビートルズの日本公演のオープニング曲として演奏されたことから、リアルタイムで聴いていた世代の方には思い入…
アルバム『A Hard Day's Night』が発売されてから約一か月後、1964年8月11日に次のアルバムのためのレコーディングが開始され、最初に録音されたのがこの曲でした。この曲のモチーフになっているのが、アルバム『With The Beatles』のアルバムジャケットでお…
レコーディングは1964年8月14日に行われ、8テイクでその日のうちに終了しています。YouTubeでこの曲の初期テイクを聴くことができますが、イントロとエンディングが違うくらいで、楽曲の構成はほぼ完成版と同じような感じになっています。作曲者のジョンが事…
アルバムのオープニングにしては渋すぎる曲で、前の3枚のアルバムとは明らかに雰囲気が異なります。愁いを帯びたメロディラインはこれまでの作品にはないもので、ビートルズが次のステップに向けて走り始めたことが伝わってきます。レコーディングは1964年9…
名盤揃いのビートルズのアルバムの中にあっては地味な印象は拭えませんが、アルバム『A Hard Day's Night』で完成した初期ビートルズ・サウンドから新たな一歩を踏み出した、ビートルズ史において重要な作品であることは疑いの余地はありません。シングル曲…