本家☆にょじやまラーメン(音楽味)

ビートルズを中心に、音楽素人のディスクレビューです。

THE BEATLES:アルバム未収録

Rain

シングル「Paperback Writer」のB面曲としてリリースされましたが、ジョンの曲がB面に追いやられたのは、「Can't Buy Me Love/You Can't Do That」以来シングル6作ぶりとなりました。A面こそ「Paperback Writer」に譲りましたが、後に発表されるアルバム『R…

Paperback Writer

「Paperback Writer」について「Day Tripper」のポール版とジョンは評していますが、「Day Tripper」への対抗意識というより、ジョンが1コードで作った「Tomorrow Never Knows」を強く意識してポールは作ったと思います。『Revolver』レコーディング期間中に…

Now And Then

「Now And Then」を何回か聴いての感想です。まだ自分の評価が定まってないので、いつも以上にとりとめのない文章です(苦笑)。 まず、ジョンのヴォーカルの臨場感に驚きましたね。音を剥がす技術は20年くらい聴いてきましたが、これまでで一番じゃないです…

We Can Work It Out

ビートルズ初の両A面シングルとして「Day Tripper」と共に発表され、当時のビートルズにとって平常運転の1位を獲得し、商業的にも成功を収めました。これまでもシングルをリリースする度に新しい試みをぶっこんできましたが、この前のシングル「Help!」との…

Day Tripper

11枚目のシングル曲として「We Can Work It Out」とこの曲が録音されました。どちらをA面曲にするか議論した際、「We Can Work It Out」が優勢だったところ、ビートルズのシングルはロックサウンドであるべきとジョンが譲らず、ビートルズ史上初の両A面シン…

I’m Down

リトル・リチャードの作風を意識してポールが作曲したと言われており、彼らがカバーした「Long Tall Sally」の影響を強く感じます。似たようなテイストではありますがメロディそのまんまではなく、いわゆるオマージュの範囲内ではないでしょうか。「Long Tal…

Bad Boy

ビートルズのレコードのアメリカでの販売元であるキャピタル・レコードは、英国オリジナルのビートルズのアルバムに関係なく、勝手に編集盤をバンバン発売していました。アルバム『Beatles For Sale』の発売から約半年経過し、キャピタル・レコードは新しい…

Yes It Is

シングル「Ticket To Ride」のB面曲で、英国オリジナルのアルバムには収録されていません。これまでのシングル曲は、A面がアルバムに収録されたらB面も収録されるし、A面がアルバム未収録であればB面も未収録だったのですが、「Yes It Is」はB面のみアルバム…

She's A Woman

中学生レベルの英語力しかない自分にとっては、不思議でしかたがないタイトルなんですが(苦笑)、ネイティブの人は何の疑問もなしに受け入れることができるタイトルなんでしょうかっ(汗)。直訳すると「彼女は女性」って言うのは、よく出来た女性のことを…

I Feel Fine

ビートルズの8枚目のシングルで1964年12月に発売されました。レコーディングは1964年10月18日に行われ、9テイクで完成しています。冒頭のフィードバックについて、赤盤のライナーノーツだったかに(違ったかも)、「電気系統のトラブルがそのまま収録された…

Matchbox

カール・パーキンスが1957年にリリースした曲のカバーです。カール・パーキンスはビートルズのメンバー4人に多大な影響を与えたミュージシャンで、この曲の他にも「Honey Don't」と「Everybody's Trying To Be My Baby」をカバーして発表しています。また、…

Slow Down

オリジナルはラリー・ウイリアムズが1958年に発表したシングルのB面曲で、A面は「Dizzy,Miss Lizzy」でした。ちなみに「Dizzy,Miss Lizzy」のタイトルですけど、オリジナルはDizzyとMissの間にカンマが入りますが、ビートルズのカバーではカンマはありません…

I Call Your Name

1963年にビリー・J・クレイマー&ザ・ダコタズに提供した曲のセルフカバー。ビリー・J・クレイマーのバージョンはシングル「Bad To Me」のB面曲としてリリースされ、「Bad To Me」はイギリスのチャートで1位を獲得しています。

Long Tall Sally

オリジナルはリトル・リチャードが1956年に発表し、ビルボード誌のR&Bチャートで1位を獲得しています。

Komm Gib Mir Deine Hand

「Sie Liebt Dich」と同じく、1964年1月29日にフランスのパテ・マルコーニ・スタジオでレコーディングしています。レコーディング順ではこちらの方が先で、11テイクで録音が終了しています。この曲も「Sie Liebt Dich」と同じように、ドイツ語で歌うことに苦…

Sie Liebt Dich

ドイツでのビートルズのレコード販売元であるオデオンからの強力な要請により、ドイツ語でレコーディングすることになったようです、フランスのレコーディング・スタジオで...。

This Boy

1963年10月17日、「I Want To Hold Your Hand」の後にレコーディングをしています。ビートルズのシングルB面曲の中では人気の高い曲ではないでしょうか。映画『A Hard Day'S Night』で印象的に使われており、この曲の人気に一役買っているように思います。

I Want To Hold Your Hand その2

「From Me To You」「She Loves You」で学んだコード進行の妙が、この曲でも随所に使われています。

I Want To Hold Your Hand

アメリカでNo.1を獲得し、この曲のヒットをきっかけに彼らの人気はイギリス国内のみならず世界的なものになりました。

I'll Get You

シングル「She Loves You」のB面曲として1963年7月1日にレコーディングしています。「She Loves You」と同じく2トラックのオリジナルテープが早々に処分されており、レコーディング時のテイク数のデータも残っていません。

She Loves You その2

前回に引き続き「She Loves You」についてです。

She Loves You

1963年6月26日、ジョンとポールがツアー中のホテルで曲を書いて、7月1日にレコーディングされました。同じ日にシングルB面の「I'll Get You」もレコーディングされています。

Thank You Girl

この曲は「From Me To You」と同じく1963年3月5日にレコーディングしています。

From Me To You

アルバム『Please Please Me』が発売される前、1963年3月5日にレコーディングされています。