本家☆にょじやまラーメン(音楽味)

ビートルズを中心に、音楽素人のディスクレビューです。

2024-01-01から1年間の記事一覧

Wait

曲を作りながら自転車操業状態が続いた『Rubber Soul』のレコーディングの最終日、1965年11月11日の時点でアルバム収録用の曲が3曲不足していました。ポールが「You Won't See Me」、ジョンが「Girl」を用意してきたものの、まだ1曲足りない。そこで、アルバ…

In My Life

当初のアイデアは、メンローヴ・アヴェニューの家(ジョンが幼少期を過ごした、ジョージ叔父さんとミミ叔母さんの家)からバス通学していた頃を思い出して、バスから眺めた光景を歌詞にする予定だったそうです。Penny Laneなどの地名を歌詞に並べていました…

COUNT ME IN 魂のリズム

映画『COUNT ME IN 魂のリズム』を観てきました。プロのロックドラマーが、ドラムの素晴らしさを語りまくる約80分。自分に馴染み深いところでは、ロジャー・テイラー、スチュワート・コープランド、トッパー・ヒードン、ジム・ケルトナー、イアン・ペイス、…

I'm Looking Through You

『Rubber Soul』収録曲で一番レコーディングが難航した曲かもしれません。レコーディングを開始したのが1965年10月24日。この日のレコーディングはこの曲だけに費やし、リハーサルの後ベーシックトラックのレコーディングが1テイクで終了。それにオーバーダ…

「フレディマーキュリー The Show Must Go On」

SNSで拾った情報によると、Amazonプライムで配信していたコンテンツを編集したものってことなんですが、その真偽はさておき、イギリスあたりのテレビ番組を劇場公開したような印象を受けました。クイーンの周辺で働いていた人達がフレディの人物像を語るって…

Girl

『Rubber Soul』のレコーディング最終日を迎え、あと3曲足りないケツに火がついた状況で、ジョンが持ち込んだのがこの「Girl」でした。この曲が生まれたのは、ジョンの自宅でジョンとポールがアルバム用の曲作りをしていた時でした。ジョン主導でできた曲で…

What Goes On

ジョンが10代の頃、The Beatlesと名乗る前には楽曲の原型が出来ていたようです。1963年3月の「From Me To You」と「Thank You Girl」のレコーディングが予定より早く終わり、余った時間にレコーディングする曲として候補に挙がったものの、結局「One After 9…

Michelle

ビートルズとしてデビューする前から、この曲の原型は出来ていたらしく、ポールにとっては冗談で歌う曲という位置づけでした。アルバム『Rubber Soul』の製作にあたり、ジョンの勧めでレコーディングすることになったそうです。何度も書いてる通り、アルバム…