映画『COUNT ME IN 魂のリズム』を観てきました。プロのロックドラマーが、ドラムの素晴らしさを語りまくる約80分。自分に馴染み深いところでは、ロジャー・テイラー、スチュワート・コープランド、トッパー・ヒードン、ジム・ケルトナー、イアン・ペイス、ニック・メイスン、エイブラ・ボリアルJR。ロジャー・テイラーがすっかりおじいさんだったのと、ジム・ケルトナーがトム・クルーズのような風貌だったのには驚いた。ロジャー・テイラーはともかく、ジム・ケルトナーは直近の映像なのかは謎だけど。スチュワート・コープランドがあんなに気さくに話す人だと思ってなかったし、トッパー・ヒードンはカッコイイ年のとりかたをしていたな。リンゴ、チャーリー・ワッツ、キース・ムーン、ジョン・ボーナムは映像シーンだけの登場だったけど(リンゴ以外は他界されているので当然ですが)、それぞれ凄かったな。
映画中で特に印象的だった3点。
①彼らが影響を受けたドラマーは、必ずしもセオリーに忠実に演奏していないこと
②BPMが開始時点より速くなっていることが、悪いドラミングではないこと
③演奏中に間違えたとしても、それより大事なことがあること
それぞれ別のドラマーが語っていたことですが、本質的に同じことを言っていると思いました。
プロのミュージシャンは、プロの音楽好きであることを改めて思い知りました。これは音楽に限らず、スポーツとか何事にも通ずることだけど。楽しい映画でした。