本家☆にょじやまラーメン(音楽味)

ビートルズを中心に、音楽素人のディスクレビューです。

Devil In Her Heart

アメリカの黒人女性グループ、The Donaysのシングル「Bad Boys」のB面曲をカバーしました。The Donaysはこのシングル曲を発表したのみで解散しており、グループとしては成功したとは言えませんが、ビートルズがカバーしたおかげで後世まで名を残すことになりました。

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I Wanna Be Your Man

ローリング・ストーンズの2枚目のシングル用に提供した曲のセルフカバーです。ストーンズにこの曲を提供した経緯はWikipediaに詳しく書かれているので、そちらを見ていただければと思います。ストーンズに提供した曲ではありますが、レコーディングしたのはビートルズの方が若干早いです。ただし、リリースはストーンズの方が早く、イギリスのシングル・チャートで最高12位を記録しています。

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You Really Got A Hold On Me

オリジナルはスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズが1962年11月にリリースして、ビルボートのシングルチャートのトップ10に入るヒットとなりました。かなりオリジナルに忠実に演奏しており、オリジナルとの違いと言えば、サックスが入ってないのとフルエンディングにしたくらいでしょうか。

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Hold Me Tight

1963年2月11日、アルバム『Please Please Me』のレコーディングの際13テイク録音されました(そのうちテイク9以降は、テープ編集用のテイク)。結局アルバムには収録されず、アルバム『With The Beatles』用の曲として再度レコーディングされることになりました。レコーディングは1963年9月12日に行われ、テイク1から始めるのではなくテイク20からレコーディングを始めています。恐らくリメイク感を強調したくて、テイク数を切り上げたのではないかと思います。結局テイク26とテイク29を編集して曲は完成しています。

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Roll Over Beethoven

レコードでは、この曲からB面です。ビートルズのメンバーがチャック・ベリーに強く影響を受けたであろうことは、後に発表された『Live At The BCC』で彼の曲を数多く演奏していることから窺い知れます。しかしながら、彼の曲で正式にレコーディングされたのは2曲のみで、そのうちの1曲がこの「Roll Over Beethoven」です。レコーディングは1963年7月30日に行われ、ベーシックトラックに5テイク、オーバーダビングに3テイク、計8テイクで終了しています。

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